立 教 大 学
鉄 道 研 究 会
青森・秋田方面 冬合宿
皆様お久しぶりでございます、担当Iです。今回は2月に行われた青森・秋田方面への冬合宿の様子をお届けしていきたいと思います。年度を跨いでの更新となってしまい誠に申し訳ありません<m(__)m>
さて、早速本題に入っていきたいと思うのですが、その前に、、、
前回の夏合宿に続いて今回も担当者が不在の合宿となっております。主に参加者の現地からの実況を基に書いておりますのでご承知の上読み進めていただければと思います。
時は2023年2月13日、鉄研御一行様は旅の始まりの地新青森駅に集合していました。
「なぜいきなり新青森?」という方にご説明いたしますと、当会の合宿は「現地集合・現地解散」が原則となっていまして、今回も素直に新幹線で来る部員、新潟経由で羽越本線を北上し前日入りする部員、飛行機で秋田に降り立ち前日入りする部員、などそれはもう個性豊かな(誉め言葉)、鉄研らしい集合になったようです(笑)
↑新幹線で青森入りした部員は「ALFA-X」に遭遇したみたいです、幸先良いですね
そんなこんなで無事集合した部員たちはまずは太宰治の故郷で知られる金木へ向けて出発。弘南バスに乗って五所川原駅に行き、そこからは津鉄こと津軽鉄道に乗って金木へ。
乗車したのは「走れメロス」の愛称がついた津軽21形気動車、この印象的なオレンジ色は津軽平野の実りの秋をイメージしているのだとか。
(合宿時は雪で真っ白でしたが)
金木駅に到着した一行は太宰治の生家である斜陽館へ。ここでは学芸員の卵である前担当者M氏によるスペシャルツアーが行われたのだとか、流石ですね。
この建物、外見は和風建築に見えても中には洋風の応接室があったり、屋根構造がトラス構造になっていたりと和洋折衷の建築になっているんですね~、凄い(小並感)。そんな建物がほぼ当時のまま保存されているのだからこれまた凄い。
そんなこんなで記念撮影をして斜陽館を後にし、一行はいったん津鉄の終点津軽中里に向かいました。
この津軽中里駅は公営鉄道や第三セクター鉄道を除いた、いわゆる「私鉄」の中では最北端の駅になります。僕も4年ほど前に行ったことがありますが、“最果て”という感じがしていいところですよね。
さて、ここから折り返しで乗車するのは今回の合宿のメインイベント、ストーブ列車でございます。
この日はオハフ33-1+オハ46-2+津軽21形2両での運行だったみたいです。いつもは機関車がついているはずだけど、不調だったのかな?
まぁ何がともあれ部員たちはストーブ列車の旅を満喫したそうな、めでたしめでたし。
↑車内の様子はこんな感じ、いや~やっぱいいですね旧客のこの雰囲気。ダルマストーブの炭入れは車掌さんがやってくれるんですね。
↑ストーブ列車に乗ったらダルマストーブで炙ってからいただくスルメは欠かせませんね。あぁ日本酒が欲しいなぁ、、、
そんなこんなで無事に津軽五所川原に帰ってきた一行はそのまま弘前に向かい、この日は解散となったようです。
と言っても数名を除いてほとんどの部員が弘南鉄道に乗って黒石駅まで行き、黒石つゆ焼きそばを堪能したそうですが、、、
←そんな夕食の一枚
これにて一日目終了です。
1日の分量多くない?と思った方、ご安心ください2日目は一瞬で終わります。なぜなら、、、
自由行動だからです。
例に洩れず団体行動してませんねこのサークルは(笑)
というわけでざっと写真を並べていこうかと思います、ご堪能あれ。
弘南バス・弘南鉄道を乗り潰す者、弘前城や三内丸山遺跡を観光する者、八甲田に行き樹氷を見る者、浅虫温泉や酸ヶ湯温泉に浸かる者、など各々の行きたい所に散らばったようです。(それにしても鉄道要素が少なすぎやしないか?)
天候は大荒れだったようですが2日目もつつがなく終了。そういえばこの日は世間ではバレンタインデーだったようですが鉄研内では一切その話が出なかったとかなんとか…
さてさて最終日でございますが、この日の行程はいたってシンプル。秋田内陸縦貫鉄道を南下し角館から帰宅といった感じです。途中阿仁合や阿仁マタギで観光もしたみたいなのでその様子をお届けします。
弘前周辺に宿泊していた一行は鷹巣から秋田内陸縦貫鉄道に入りまずは阿仁合へ。ここでは内陸線資料館を見学。
特徴的な三角屋根の阿仁合駅の駅舎(写真右)、これは北緯40度に位置することから4と4を背中合わせにしたデザインとなっていて、愛称は「しあわせ(4合わせ)の駅」だそうです。
内陸線資料館の様子。中にはマタギの家を再現したスペース「マタギ座敷」なるものが。熊って意外とつぶらな瞳してるんですね…
次に一行はさらに南下して阿仁マタギ駅へ。
駅名にマタギと付くこの駅ではマタギ資料館を見学したようです。
ヒグマが展示されていたみたいですけど、東日本にヒグマっていないですよね…?→
さて、秋田の伝統文化を満喫した一行は帰宅の途につくために再び阿仁マタギ駅から急行もりよしで一路角館へ。
↑阿仁マタギ駅に入線する急行もりよし
そうして無事に角館に到着し解散、2022年度冬合宿はめでたくお開きとなったのでした。
↑最後にみんなでパシャリ
まずは何事もなく合宿が終わったことに安堵しつつ、今回もまた“鉄研らしい”合宿になったんではないかなぁと思う今日この頃です。
ではまた次回の更新で。
なんかいい感じの写真→