立 教 大 学
鉄 道 研 究 会
岳南電車貸切イベント
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で大幅に制限された活動を余儀なくされた今年度。
年明け時点で対面での活動実績が9月の新歓遠足と数回の定例会しかなく、せめてもう一度くらい日帰り遠征を…ということで企画したのがこの貸切イベントです。
また、2019年度に卒業したOBの追いコンもできていなかったことや今年度も追いコンの実施が難しいことからその代替イベントにもしようということでOBも数名招待し、3月20日に実施する予定で準備を進めていました。
しかし、首都圏1都3県の緊急事態宣言が3月21日まで延長されることに…
一時は中止や延期も覚悟しましたが、最終的には大学側の許可と岳南電車さんのご協力のもと、なんとか予定通り3月20日の開催に漕ぎ着けることができました。
当日朝は東海道線で吉原駅に集合。
岳南電車のホームに向かいます。
今回貸切運行していただいたのは7000形7001号車。
元京王井の頭線3000系を単行車にしたもので、井の頭線風塗装に桜のラッピングが施されていました。
往路の車内では車内放送用マイクを用いて参加者の自己紹介などを行いました。
↓特製の行き先表示まで作ってくださいました!
途中の岳南富士岡駅では一線を退いた電気機関車や貨車などを見ることができました。
今でこそ旅客列車しか運行されていない岳南線ですが、かつては沿線の製紙工場と東海道線を結ぶ貨物輸送に彼らが大活躍し、富士市の製紙産業を支えていました。
終点の岳南江尾駅。ここでは立教鉄研のHMを装着していただきしばし撮影タイムとなりました。ホーム上では数多くの花が咲きまさに春爛漫です。
↑岳南江尾駅の駅名標。「神谷」と「比奈」が強調されているのはわかる人にはわかる某アイドル育成ゲームネタです(笑)
復路では社員の方に沿線の案内をしていただきました。「工場トンネル」や電鈴式踏切など、短い路線ながら見どころがたくさんありました。
そして列車は吉原駅に到着。今年卒業する1名に卒業記念品を手渡し、解散となりました。
最後に、このような情勢下でも我々を歓迎し、貸切列車を運行してくださった岳南電車の皆様には大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。