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2019年度 冬合宿

毎年恒例の冬合宿。卒業生は追いコンを除けばこれが最後のサークル行事になります。今年は2月26日~28日にかけて九州北部へ…のはずだったのですが、思わぬハプニングが。詳細は後述します。

1日目


今回ももちろん現地集合です。14:30過ぎに門司港駅に集合。飛行機で九州入りして数日前から九州各地をいろいろと堪能してきた人、18きっぷシーズンでもないのに東京から延々と8割くらい在来線で頑張って来た人、一部では有名なサンライズ瀬戸・出雲からの岡山でみずほ601号に乗り継ぐルートで来た人などここまでの旅程は各自様々です。ちなみに中の人はこの日の時点で既に九州滞在7日目でした(笑)

​まずは九州鉄道記念館へ。帰りの切符(「旅名人の九州満喫きっぷ」など企画乗車券でも可)を提示すると入場料を割引してくれます。

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屋外には九州で活躍した様々な車両が展示されています。

ところで右の車両、581系を装っていますが車内へ入るとロングシートや吊り革が…そう、実はこれ、近郊型化改造された715系を外見のみ581系風に戻しただけの代物なのです。

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屋内には九州の鉄道にまつわる様々な展示がなされており、非常に興味深く見学しました。

811系の運転シミュレーターも設置されています。シミュレーターに使われているカットボディは2002年に起きた列車衝突事故により廃車となってしまった車体を再利用したものだそうです。

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見学後は門司港から関門汽船のフェリーに乗船して一旦本州側(唐戸港)へ。バスで下関駅まで移動し、下関から小倉までは415系のボックスシート車に乗車。JR九州管轄エリア内で唯一交直両用車が必要という特殊事情から一向に新車が投入されない関門区間ですが、交直セクション通過時の消灯はいつまで見られるのでしょうか。

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一旦ホテルにチェックイン後、小倉駅のそばで水炊きを頂きました。その後は希望者のみで別の店に移動し焼き鳥を堪能。さらにこの後言わずと知れた北九州名物「資さんうどん」を食べに行った人たちもいたそうです。(中の人はホテルに帰って寝てました)

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2日目

2日目は小倉から長崎まで移動します。とは言ってもその途中の行程は自由。一人で行動するもよし、他の部員と行動するもよし、それぞれのお目当てに合わせた行程を組んで移動していました。

多くの部員の朝イチのお目当てはなんと言っても鹿児島本線に1日1本だけ存在した415系の12両運用(快速南福岡行き3323M)。かつての常磐線を思わせる長大編成でしたが、合宿直後の2020年3月改正で821系9両に置き換わり、415系で運用される列車は今では8両が最長となっています。

ここでまさかのサプライズが。所定では下り方から白(鋼製の100番台/500番台)+銀(ステンレス製の1500番台)+銀(〃)の運用となっていた3323Mですが、この日はなんと代走で中間に鋼製車が入り、まさかの白+白+銀編成だったのです!このためにわざわざ早起きした甲斐があったというものです。

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その後は300円で新幹線に乗れることでおなじみの博多南線の乗車を楽しむ人、特急に課金して早々と長崎へ移動しレンタカーで観光を楽しむ人など様々。中の人は筑肥線の103系に乗車。1982年製と103系の中ではかなり新しい部類(201系と同世代)の1500番台。顔だけ見ると103系とは思えませんが、走りはまさに103系そのもので、懐かしく感じました。

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中の人は同学年のK氏とともに唐津から伊万里、有田などを経由して長崎方面へ。唐津では直前まで水槽で泳いでいた新鮮な活イカを頂きました。よく食べるようなイカとは違い身が透き通っていて、食感もコリコリしていて非常に美味しいです。また、有田では有田焼の器に盛られたスイーツを楽しみました。普段の限界オタク旅とはかけ離れた優雅さです(笑)


 

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早岐から長崎まで乗車した快速シーサイドライナーは近く引退する予定のキハ66。夕暮れの大村線は車窓から見える海がとても美しかったです。

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高架化30日前の長崎駅に到着。駅ビル内のお店で長崎名物のちゃんぽんや皿うどんなどを頂きました。


 

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2日目はこれにて終了…となるはずだったのですが、ここでハプニングが。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が徐々に拡大しつつあった状況を鑑み、大学学生部より課外活動における遠征・合宿を全て中止にするよう通達が出されたのです。

それに伴い、合宿としては残念ながらこの時点で打ち切り・解散となりました。

​中の人は夏合宿に続き2回目の合宿参加でした。まさかの2日目で打ち切りになるというハプニングはあったものの、今回も充実した旅になりました。もちろん鉄分もそうですが、食に関してもかなり楽しむことができたと思います。やはり九州はメシが美味い!
 

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