立 教 大 学
鉄 道 研 究 会
2019年度 OBOG交流会
OBOG交流会は、OB・OGで構成される「芙蓉鉄道クラブ」と現役会員の貴重な交流の場です。本年度は11/23にひたちなか海浜鉄道にご招待いただきました。
当日は勝田駅に集合。
ひたちなか海浜鉄道のホームへ。
入線してきた阿字ヶ浦行き列車。阿字ヶ浦方に全国でも現役最後のキハ20形となったキハ205が連結されています!今回はこの車両を定期列車(キハ37100形)に併結という形で貸切運行していただきました。
このキハ205は1965年に帝国車輛でキハ20 522として製造され、国鉄(1987年からはJR西日本)→水島臨海鉄道と渡り歩いた後、1996年に茨城交通湊線(現:ひたちなか海浜鉄道湊線)にやってきました。現在は主に予備車として使用され、運用頻度はあまり高くないようです。
社員の方による解説などを聞きつつキハ20形の力走を楽しむこと30分弱、列車は終点の阿字ヶ浦に到着。到着前の車内放送では今では滅多に聞くことのできない車内チャイム「アルプスの牧場」を鳴らしていただきました。阿字ヶ浦駅構内には引退した車両も留置されており、折り返し時間の間、撮影を楽しみました。
折り返し勝田行きとして阿字ヶ浦を出発。
乗車していた貸切のキハ205は途中の那珂湊で切り離しとなりました。
那珂湊駅は車両基地(湊機関区)が併設されており、ひたちなか海浜鉄道の運行上の拠点となる駅です。
切り離されたキハ205は入れ替えをして、留置線として使われる2番線に据え付けられました。その後は立教鉄研のHMを装着していただき、しばし撮影タイム。
続いて一同ヘルメットを装着し、湊機関区の見学へ。
機関区内の設備や留置されている車両について、社員の方よりユーモアを交えた大変わかりやすい解説をしていただきました。
車庫見学後は那珂湊駅から歩いて15分ほどのところにある「みなと観光ホテル」へ。あんこう鍋やお刺身などの美味しい昼食を頂きながら参加者の自己紹介などをして楽しい時間を過ごしました。
これにて今回のOBOG交流会は終了・解散となりました。
いろいろと貴重な経験をさせていただき、大満足の一日でした。中の人は特に「アルプスの牧場」を初めて聞くことができ感激でした(笑)
ちなみにキハ205ですが、この後珍しく通常の運用に就いていたようです。
最後に、ひたちなか海浜鉄道、並びにみなと観光ホテルの皆様には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。